頼島産婦人科病院。広島県広島市安佐南区の産婦人科病院(産科・婦人科・小児科・婦人内科)

マタニティヨガ

ケアサポート

マタニティヨガ

妊娠中は、どうしても運動不足になりがちですが、マタニティヨガを行うことで、体を柔軟にし、妊娠による腰痛や肩こりなどに効果があります。
また、ヨガの呼吸法も、お産の時に役立ちます。
ゆっくりとした動きで心と体をリラックスさせて快適な妊娠生活を送れるようにお手伝いしたいと思います。何回こられても結構です。
時間 毎週土曜日15:00から(約1時間)
対象 妊娠15週以降で当院受診の方
場所 マタニティールーム(3階多目的室)
持参物 タオル1枚・母子手帳・着替え(必要に応じて)・水分補給用ドリンク
会費 当院分娩予定の方:500円/1回
その他の方:2000円/1回
お申し込み方法
  • ご希望の方は受付でお申し込み下さい。
  • 完全予約制で定員になり次第締め切らせて頂きます。
  • お子様連れの方は、ご遠慮下さい。
  • ロッカールームにてお着替え下さい。

マタニティヨガってなに?

どんなヨガも、次の3つの技法から成り立っています。
  1. 調身法:様々なポーズをとることで、身の統御をはかる
  2. 調息法:呼吸を調節することで、心身の統御をはかる
  3. 調心法:瞑想をすることで、心の統御をはかる


マタニティヨガも普通のヨガと同じように、体操(ストレッチ)・呼吸・瞑想(イメージトレーニング)の3つから成り立っています。しかし激しい運動のできない妊婦のために、 お腹を圧迫しないソフトなストレッチばかりで、激しい呼吸法もなく、テンポもゆっくりおこなわれます。またカロリー消費も少ないので、妊娠後期でも疲れ過ぎずにヨガをすることができるのです。
特に瞑想(イメージトレーニング)では、胎児とのコミュニケーションや一体化をイメージして瞑想するのが特徴でしょう。
日本では、スムーズなお産を目指しておこなわれるため、自然分娩をモットーとする産婦人科や産院が、マタニティヨガに力を入れていることが多いようです。

 

マタニティヨガのはじまり

ヨガは、もともとインドに数千年前から伝わる修行法ですが、20世紀後半、冷戦下のアメリカにおいて、物質文明や資本主義に対する反発から、東洋の思想・宗教のひとつとして「ヒッピー」によって紹介されたのが、ブームの始まりです。
もともと「修行法」としての歴史が長いヨガですが、「健康・美容」に効果的だとしてさらにヨガ人気が高まり、多くの流派を生みだしました。その一つが「マタニティヨガ」なのです。
アメリカでヨガがブームになると、次々に日本でもヨガ教室が開かれるようになりましたが、当初は「生理中にヨガ教室に来てはいけない」などの制限がありました(今でも制限をもうけている教室もあります)。しかし、ヨガをしていると生理痛が軽減されたり、出産が楽になることが認識され、生理中や妊娠中でも受け入れるヨガ教室がでてきました。
日本の「マタニティヨガ」は、こうしてはじまったのです。

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